1月28日、3場所ぶりに出場した横綱照ノ富士(32)が念願の復活優勝を果たした。昨年夏場所以来4場所ぶりである。
昨年は膝の古傷や腰の骨が一部折れるなど怪我の連続で15日間解禁できたのは夏場所のみ。インタビューでは「なんとか15日間相撲を取り切れれば、また違う景色が見えてくるんじゃないか。ケガと付き合っている段階で、こうなれば、こうできるとか。(休場中も)新しい自分のことばかり今まで考えていた。悪いように考えないように前向きになって、自分を必死に追い込んできた」と語っていた。
照ノ富士が常に念頭に置いている目標「2桁優勝」。4場所ぶりの優勝で通算9回目の優勝となった今場所。自身の目標まであと1歩のところまで来ている。(※大相撲は1年間に6場所が開かれる)
ちなみに、大相撲の歴史における優勝回数の上位ランキングは以下の通り。
1位:白鵬 43回
2位:大鵬 32回
3位:千代の富士 31回
4位:朝青龍 25回
5位:北の湖 24回
6位:貴乃花 22回
7位:輪島 14回
8位:双葉山 12回
8位:武蔵丸 12回(同率)
10位:曙 11回