本日(2月23日)、有村架純(30)主演の映画「ちひろさん」(今泉力哉監督)がNetflixと全国劇場で公開される。
これまで「ビリギャル」(2015年)や「花束みたいな恋をした」(2021年)など数多くの映画を手がけてきた有村。しかし、今作品の元風俗嬢役には少し手こずったよう。
有村は、23日、東京・新宿武蔵野館で実施された初日舞台あいさつに出席した際、約1年前の撮影について「ここまで近づけさせてもらえなかった役どころは初めて」と語った。
有村架純について
2009年、地元の高校在学中に事務所のオーディションを受け合格。
その後2010年、5月に上京し「ハガネの女」(テレビ朝日)にてドラマ初主演を果たしている。
2011年には東京ディズニーランドの「春のキャンパスデーパスポート」のCMにも出演している。
その後数々の話題の映画やドラマの主演を務めている。
有村は中学校3年の時、ドラマを見ていて「自分ならこう演じる」と自然に考えている自分に気づき、女優を志すようになる。
また当時、同世代の女優が数多く活躍していたことにも刺激を受けたという。
中学の頃から有村の女優としての素質がうかがえる。
転機となったのは、上京2年目・19歳の時、知り合いのカメラマンに、「覚悟が足りないんじゃないの?」と言われたそうだ。
有村は、図星を突かれたと思うとともに、20歳の区切りに何かを変えなければならない、とも思ったという。
直後に撮影がスタートした『あまちゃん』では、出番が少なくとも、今まで誰も見たことがないような姿を見せたい、という決意で臨んだという。
確かにあまちゃんでの有村は一際輝いていたように見える。
「ちひろさん」について
ちひろは、風俗嬢の仕事を辞めて、今は海辺の小さな街にあるお弁当屋さんで働いている。元・風俗嬢であることを隠そうとせず、ひょうひょうと生きるちひろ。
誰に対しても分け隔てなく接するちひろの元に吸い寄せられるかのように集まる人々。
そんなちひろが元風俗店の店長と再会。ちひろ自身も孤独と向き合いながらすこしずつ変わっていく。
これは、軽やかに、心のままに生きるちひろと、ちひろと出会う人々―彼らの孤独と癒しの小さな物語。
上記は「ちひろさん」公式サイト(https://chihiro-san.asmik-ace.co.jp)より一部抜粋。