ミス日本のグランプリに “純ウクライナ人” が選ばれ炎上 賛否両論が飛び交う「日本らしさとは?」「日本国籍ならいいんじゃないの」

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インスタグラムより(ミス日本に選ばれた椎野カロリーナさん)

1月22日、日本一の美女を決める大会「第56回ミス日本コンテスト2024」でグランプリを勝ち取った椎野カロリーナさん(26)が純ウクライナ人だとして物議をかましている。

本大会には「美の基準と求める人物像」というものが設定されており、それに則って審査は進む。その人物像とは「美しさを磨く意欲がある女性、成長する意欲がある女性、社会に貢献する意志のある女性」の3点であるという。また、応募資格も公式サイトに明確に記載されており「日本国籍を持つ17歳から26歳(2024年12月31日時点)までの未婚の女性」と記されている。

ミス日本の公式サイトはこちら

椎名さんは純ウクライナ人ではあるものの、母親が実の父親と離婚後、日本人男性と再婚し、5歳の頃から日本に在住している。日本の永住権を取得していたため日本国籍は必要なく、元々持っていなかったが、「日本人だと思ってるのに、国籍がウクライナっていうところに違和感を感じていた」と語っており、のちに日本国籍を取得した。したがって、今大会に出場したことはなんの問題もないのである。

現在「SDGs」や「多様性」が叫ばれている中、いまだに国境や性別を意識した人々が一定数いるが、この考え方が完全になくなるのはまだまだ先の話かもしれない。

ちなみに2018年に開催された「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」ではトランスジェンダーである現在はモデルやインフルエンサーとして活躍している井出上漠がファイナリストに選出されるなどの事例もある。

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