タラちゃん声優、最後の出演。老若男女が知るあの「はいですぅ」の語源に迫る。

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画像は「フグ田タラオ」ことタラちゃん(C)長谷川町子美術館 © (C) スポーツニッポン新聞社

老若男女が知る国民的アニメ「サザエさん(フジテレビ系)」。
2023年2月5日にこの世をさったタラちゃんの声優=貴家堂子(さすが・たかこ、本名堀内堂子=ほりうち・たかこ)さん(享年87)が、本日最後の出演を迎えた。
声優を務めた期間は、1969年の放送開始から54年間、半世紀以上だという。

本日の放送回は、2/2に収録したもので、貴家氏は亡くなる直前までタラちゃんを演じていたことを想像するととても感慨深い。

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貴家堂子氏が声優を務めた最後のタラちゃんの声

「パパはいつも遊んでくれるですよ」↓

ファンからの追悼の声

「来週からこの声ではなくなるのか、寂しいな、」

「なんだか切ないですね…」

「貴家堂子さん 長い間お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。」

「54年も演じ続けるって凄い。半世紀以上、命を吹き込んでキャラを生かしたんですよ。」お疲れ様でした、ご冥福をお祈りしますです。」

「寂しい。もっとちゃんと観とけばよかった」

など貴家堂子氏の死を悲しむ声が相次いでいる。

貴家堂子氏が務めたその他のキャラクター

・『ハクション大魔王』アクビちゃん
・『天才バカボン』ハジメ
・『かいけつゾロリ』イシシ
・『ポケットモンスター』ゼニガメ
など

「はいですぅ」の語源

タラちゃんは当初「やったぜ!」とか「うん!」とかの相槌を使う男の子の設定だった。
しかし、声優 貴家堂子氏の声があまりにも柔らかく、可愛い声だったため脚本を全て「はい」に変更。
そこに「です(丁寧語)」が付き、今の誰もが知る「はいですぅ」になったのだ。

貴家堂子氏本人が語る「はいですぅ」の語源の動画はこちら(1:06〜)↓

まとめ

貴家堂子氏は元々「サザエさん」の声優オーディションを受けた際に、ワカメちゃんの役をやりたかったらしく、タラちゃんにはセリフがあることすら知らなかった。さらに、始めは1年間しか声優契約を結んでいなかったため、まさか54年間も続けるとは思っていなかったようだ。

本日で貴家堂子氏が声優を務めるタラちゃんの出演は最後となったが、
今後の放送では、『ポケットモンスター』や『クレヨンしんちゃん』、『ケロロ軍曹』などで声優を務める愛河里花子氏が後任となった。

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