12月29日、昭和時代に悪役レスラーとして名を馳せた「キラー・カーン」こと小沢正志さんが亡くなっていたことが関係者より分かった。76歳だった。
大相撲春日野部屋で幕下(四股名・越錦)として活躍するも、1971年にプロレスへ転向。必殺技はモンゴリアンチョップで、身長は195センチ・体重140キロ。現役当時は大巨人・アンドレ・ザ・ジャイアントの足を骨折させたことは伝説となっている。
また、人気レスラーのハルク・ホーガンと共に試合をしたこともあり、引退を止められたことも。最終的には人間関係の揉め事からレスラー界を去った。
死因は動脈破裂。東京・西新宿で経営する「カンちゃんの人情酒場」の営業中に体調が悪化し、常連客が通報。救急搬送されたが意識は戻らず、22時4分に息を引き取った。